動画字幕を外注するときは、掲載先、字幕で伝える範囲、受け取る形式を先に決めます。画面に文字を組み込んだ動画が欲しいのか、視聴者が表示を切り替えられる字幕ファイルが欲しいのかで、作業も確認方法も変わるからです。日本語の会話を字幕にする依頼でも、商品名の正誤を確認する担当と、音声に合わせて文字を出す担当は分けておくと進めやすくなります。

「字幕付きでお願いします」とだけ渡すと、要点だけのテロップが届いたり、字幕データは届いたものの投稿画面で使い方が分からなかったりします。まず納品物を一行で指定する。本記事は、企業のSNS動画やショートドラマに日本語字幕を付ける際の発注・確認ガイドです。翻訳する言語の選択と吹替の分担は動画の多言語化を外注するにはで扱います。

1. 最初に選ぶのは、焼き込み動画か字幕ファイルか

関係を整理 納品の形で、確認する場所が変わる 受け取る納品物 確認する場所 焼き込み動画 画面の見た目で確認 字幕ファイル 掲載先に読ませて確認 両方 表示の切替も確認

焼き込みは、動画そのものに字幕を含める

焼き込みとは、字幕を映像の一部として書き出す方法です。文字の位置や色を含んだ動画ファイルになるので、同じファイルを再生する限りその字幕が映ります。視聴者側で字幕だけを消すことはできません。W3Cは、表示を消せない字幕をオープンキャプション、視聴者が表示を切り替えられるものをクローズドキャプションとして説明しています。W3Cの字幕ガイドを区別の根拠にしています。

発注時には「字幕を焼き込んだ動画」と「字幕を追加していない動画」の両方が必要かを伝えます。後から日本語の表記を変える予定があるなら、文字のない映像や編集に使ったデータを誰が保管するかも決めておく。すでに焼き込まれた字幕を直す作業は、字幕ファイルの一行を書き換える作業とは条件が違います。元の映像が残っているか、書き出し直せるかを制作側へ確認してください。

字幕ファイルは、掲載先の対応形式を確かめる

字幕ファイルには文字と表示時刻が入り、対応する動画プレーヤーに読み込ませて使います。ファイルを動画と同じフォルダに置くだけで、どのSNSにも表示されるわけではありません。依頼書には掲載サービス名と、通常投稿・広告などの使い方まで書き、受け入れ可能な形式と登録担当を確認します。配信先が未定なら、その状態を伝えて形式の選択を相談する必要があります。

YouTubeが対応する基本形式の一つはSRTです。公式ヘルプでは、SRTは基本的な形式のみ対応し、スタイル指定のマークアップは認識せず、文字コードはUTF-8と案内しています。SRTを受け取ればブランドの色やフォントまで再現される、と考えると納品時に食い違う。YouTubeの対応字幕ファイルで掲載先の仕様を確認し、見た目を固定する必要がある場合は焼き込み版も検討します。

納品候補発注前に決めること検品する場所
字幕を焼き込んだ動画字体、配置、文字のない版の要否書き出した動画と掲載画面
字幕ファイル対応形式、言語、登録担当指定した動画プレーヤー
確認用の字幕一覧商品名・表記を誰が承認するか時刻付きの確認表
編集用データ受け渡す範囲、利用環境、保管期間実際に再編集する環境

確認用の字幕一覧は、そのまま投稿に使うファイルとは区別してください。完成動画と編集用データの受け取り方は動画制作の納品データに整理しています。

2. 全文字幕と要点テロップは、発注範囲を分ける

発言を追える字幕が必要か、強調する言葉だけでよいか

要点テロップは、商品名や話の要点を画面内で目立たせるために使えます。ただし、それだけで会話の全内容が伝わるとは限りません。会話を音声なしでも追えるようにしたいなら、発言のどこまでを文字にするかを指定します。「全文」の依頼でも、言いよどみや同じ言葉の繰り返しをどう扱うかは、見本を使ってすり合わせると判断が揃います。

たとえば、商品紹介で「この色も選べます。ただ、受注生産です」と話している場面を考えます。これは説明用の架空例です。「この色も選べます」だけを大きく表示すれば、音声を聞けない人には条件が落ちます。文字数を減らす際にも、注文条件や例外を残せているかを商品担当が確認する。派手な文字を作る作業と、発言内容の範囲を決める作業を同じ「字幕入れ」にまとめないことが必要だ。

聞こえない音の情報も伝えるなら、その範囲を書く

ドラマでは、誰かが玄関の呼び鈴に反応する、画面外の人物が話す、といった音の情報が場面を動かします。発言だけを書いても、人物が振り返る理由が伝わらないことがあります。音を聞けない人が内容を理解できる字幕を目指す場合は、話者の識別や、理解に必要な効果音・音楽も確認範囲に含めます。すべての音を機械的に文字にするという意味ではありません。

W3CのWCAG 2.2達成基準1.2.2の解説は、収録済みの映像と音声を組み合わせたコンテンツの字幕について、対話に加えて話者や重要な非音声情報も扱っています。この考え方を仕様に取り入れるなら、発注書に「内容の理解に必要な音の説明を含む」と書き、対象場面を見本で示す。ここで述べる字幕の確認だけで、サイト全体のアクセシビリティ適合を保証するものではありません。

3. 見積もりは、分数と作業範囲をそろえて比べる

文字起こし・字幕化・書き出しのどこまでを頼むか

関係を整理 頼む範囲ごとに、決めることが変わる 依頼する範囲 発注側が決めること 文字起こしまで 表記の正本を渡す 字幕化まで 行分けと表示時間 書き出しまで 形式とファイル名

動画の尺が同じでも、すでに確認済みの原稿がある依頼と、聞き取りから始める依頼では必要な作業が変わります。見積もりを頼むときは、動画ファイルと原稿の有無、原稿が実際の音声と一致しているかを伝えてください。撮影用の台本があっても、演者が言い換えたり、編集で順番が変わったりしていれば、そのまま字幕にはできません。音声と照合する工程を誰が持つかが必要だ。

発注側が文章を承認してから制作側が表示時刻を付ける場合と、初めから字幕付き動画で確認する場合でも、受け渡し方が違います。字幕ファイルだけが見積対象なら、焼き込み動画の書き出しや投稿作業は別の作業になり得ます。金額だけを並べる前に、下表の各工程が含まれるか、含まれない場合は誰が担当するかを書いてもらうと、見積もり同士の違いを追えます。

工程見積もりに書いてもらう内容
文字起こし音声から起こすか、支給原稿を使うか
原稿の確認誤聴・表記・商品情報を誰が確認するか
字幕への整形発言の省略、改行、話者・音の説明の範囲
時刻合わせどの版の動画に同期させるか
見た目の調整字体・色・配置・強調の有無
書き出し字幕ファイル、焼き込み動画、確認用一覧
掲載・最終確認登録担当と掲載画面での確認担当

追加費用が動く条件を、金額と一緒に確認する

「修正込み」と書かれていたら、誤字の訂正と、承認後に字幕の演出方針を変える依頼が同じ扱いかを確認します。字幕を付けた後に動画を短く編集すれば、後ろの字幕の表示時刻にも調整が必要になることがあります。見積もりでは、元動画の差し替え、納品する版の追加、翻訳の追加、公開後の訂正を分けて扱ってもらうと、どの変更で再見積もりになるかが分かります。

本記事では、裏付けのない「1分あたりの標準相場」は示しません。案件ごとに、音声の聞き取りやすさ、確認済み原稿の有無、納品形式、修正範囲をそろえて見積もる方が発注判断に使えるためです。文字起こし費が安くても、社内確認や登録作業が残れば、その担当時間も必要になります。複数社を比較する際の範囲のそろえ方は動画制作の相見積もりも参照してください。

4. 制作会社に渡すのは、確定した動画と表記の正本

台本より先に、字幕を合わせる動画の版を指定する

最初に渡す動画には、案件名と版が分かる名前を付けます。「最新版」という名前だけでは、メール添付と共有フォルダに別の最新版が残ります。たとえば 商品紹介_編集承認_v03.mp4 を字幕作業の対象にし、その後の映像変更は別途連絡する、という決め方です。このファイル名は管理方法の例であり、特定の命名規格ではありません。

収録時の台本は、正しい用語を調べる資料として役立ちます。ただし、字幕の表示時刻は納品対象の動画に合わせて確認する。冒頭の会社ロゴを後から足した場合も、追加した長さによって字幕の同期がずれるため、変更箇所を伝えます。動画自体が未確定でも相談はできますが、「音声・カット変更の可能性あり」と明記し、どの時点から字幕作業を始めるかを制作側と決めてください。

商品名・型番・条件の正解は発注側が渡す

制作側が音声を聞き取れても、社内だけで使っている略称や新商品の正式表記まで分かるとは限りません。会社名・商品名・型番・数値の単位・読み方は、確認元を付けて渡します。口頭説明だけで修正を依頼すると、別の担当者が確認したときに正解を追えません。商品ページや承認済み資料のどれを正本にするかを一つ決めると、文字起こしと内容確認の作業がつながります。

当社でショートドラマに字幕を付けるときも、この表記一覧を撮影前に受け取る前提で進めています。台本チェックの段階で商品名の読みと型番の書き方まで固めておけば、字幕は音声に合わせて文字を出す作業だけで済むからです。表記が決まらないまま撮影に入ると、書き出したあとで全カットの字幕を直すことになり、確認の往復も納品日も後ろへずれます。現場では、撮影当日に商品の言い方が変わった場合、その場で表記の正本をどちらにするか決めて記録を残します。

次の表は依頼前に埋めるための例です。空欄を推測で埋めてもらうより、未確定の項目を分けておく方が安全です。特に価格や申込条件は、音声と公式資料が食い違ったときに、字幕だけを正しい値へ書き換えてよいとは限りません。動画の音声にも訂正が必要か、商品担当と制作担当が確認します。撮影前に直せる場合は台本チェックの段階へ戻して調整してください。

支給する資料記入する内容
対象動画ファイル名、版、尺、変更予定の有無
表記一覧商品名、型番、社名、固有名詞の読み
商品情報の正本承認済み資料の場所と更新日
字幕の範囲全発言、要点、話者・効果音の説明
掲載条件配信先、画面比率、通常投稿・広告の別
確認体制内容を決める人、指摘をまとめる人、期限

5. AI字幕を使う場合は、人が確認する範囲を契約に入れる

自動生成の有無と、納品時の品質確認は別に指定する

2026年9月14日時点で確認したYouTube公式ヘルプでは、自動字幕に誤った発音、アクセント、方言、雑音などによる誤りがあり得るため、内容を確認して修正するよう案内しています。YouTubeショートも自動字幕の対象に含まれます。AIで文字起こしすること自体を問題にする必要はありませんが、「自動生成したまま納品」か「音声と照合して納品」かで発注する作業は変わる。自動字幕起こしの公式説明を確認できます。

依頼書には、人が動画全編と照合するか、商品名や数値を発注側の資料と照合するか、聞き取れない箇所をどう返すかを書きます。「AI校正付き」という言葉だけでは、誰が何を確認したのか分かりません。聞き取れない語を推測で商品名に置き換える運用は避け、時刻を付けた確認事項として返してもらう。採用する正しい表記を発注側が回答できれば、修正指示も記録に残ります。

外部サービスへのアップロードを含むか確認する

未公開商品が映る動画や、まだ発表していないキャンペーン情報を含む音声なら、文字起こしに使うサービスも発注条件に含めます。サービス名、アップロードするデータの範囲、保存期間、学習利用の設定、再委託先がアクセスするかを、制作側へ確認してください。社内の情報管理ルールがある場合は、見積もり時に渡すと利用できる方法を選べます。

特定のAIツールが一律に安全、あるいは危険と決めることはできません。契約するプランや設定まで確認して判断する項目です。発注側がアップロード先を制限しているなら、その条件を満たせるかの回答をもらってから素材を渡します。説明用に短い音声を送る場合も、公開前の情報が入っていれば扱いは同じです。公開済みの参考動画で字幕の見本を相談する方法もあります。

6. 校正は、内容と表示を分けて承認する

流れをつかむ 意味と表示を分けて承認する 1 発注側が見る 発言の意味と表記 2 制作側が見る 音との時刻と読みやすさ 3 修正を伝える 時刻・現在・正しい表記 4 掲載担当が見る 投稿画面での表示

発注側は、発言の意味と商品情報を確認する

最初の確認では、字幕付き動画と時刻付きの字幕一覧を並べ、表記や意味を見ます。商品名の漢字、数量の単位、対象外になる条件、発言の否定が落ちていないかを優先してください。「できない」を「できる」と誤認識していれば、一文字の違いでも意味が逆になります。これは検品の観点として挙げた例であり、実際に発生した自社案件の紹介ではありません。

発注側の複数部署が見る場合は、各人が字幕ファイルを直接書き換えて戻すより、指摘を一つの一覧に集める方法を勧めます。商品担当と広報担当で表現が食い違う箇所は、社内で答えを決めてから制作側へ渡す。映像担当が商品の条件を独自に判断する状態を作らないことが目的です。確認担当を決める手順はSNS投稿の承認フローとつなげて使えます。

制作側は、音声との時刻合わせと画面内の読みやすさを確認する

字幕の文字が正しくても、出るのが遅ければ別の人物の発言に見えます。話し始めと字幕の出始め、話者交代、場面転換を続けて再生し、同じ字幕が意図せず残っていないかを見ます。長い発言を分割する位置も確認対象です。文の途中で表示が切り替わり、条件だけが読み落とされるようなら、区切り方や表示時間を調整する必要があります。

焼き込み字幕の見た目は、編集ソフトの大きなプレビューだけで承認しないようにします。掲載時に想定する画面で、商品、顔、既存のテロップと重ならないかを確認してください。全動画に共通する「一行何文字なら正解」という数字を先に置くより、実際の画面と発言量で見本を作る。掲載先に字幕を登録する場合は、そのプレーヤーの表示でも確認します。制作側の確認完了と発注側の商品情報の承認が揃ってから、公開用の版を確定させます。

7. 修正依頼は、時刻・現在の表記・正しい表記をそろえる

「字幕が変です」を、直せる指示にする

修正を伝えるときは、対象動画の版、該当時刻、現在の文字、差し替える文字を書きます。音声に近づけたいのか、誤った商品情報を直したいのかでも必要な作業が違います。下表は、架空の字幕に対する指示例です。確認する人が再生位置を探し直さずに済み、修正後に同じ場所を検品できます。実際の依頼では、商品の正しい表記を承認済み資料と照合して記入してください。

対象現在の状態修正指示の例
v03・00:12商品名が旧表記承認済み表記一覧の名称へ差し替える
v03・00:24条件を示す文が字幕にない該当発言を追加し、前後の表示時間も確認する
v03・00:31画面外の発言で話者が不明誰の声か分かる表記を加える
v03・00:42商品のラベルに字幕が重なる商品が見える位置へ動かし、掲載画面で再確認する

映像自体を差し替える場合は、変更箇所の指摘とは別に、新しい対象ファイルを指定します。「途中だけ新しい動画にしてください」という依頼でも、字幕の時刻と対応するかを確認する作業は残ります。修正一覧は映像の版とセットで保管してください。

検収時の不備と、承認後の追加依頼を区別する

合意した表記と違う、字幕が途中で欠ける、指定した動画と同期しない、といった不備は、最初に合意した仕様と照らして対応を確認します。承認後に「すべて強調テロップへ変えたい」「別の短縮版も追加したい」と依頼する場合は、作業範囲が増えるかを確認する必要があります。どちらも一律に無料、あるいは有料と決めず、見積もりと契約上の対応範囲を確認してください。

修正回数を決める際は、複数部署の指摘を一括で戻したときを一回と数えるのか、確認済み箇所への新しい指示をどう扱うかも書きます。回数だけが書かれていて、数え方が違うと、最後の調整で話が止まります。納期にも関わる変更なら、修正内容への合意と合わせて、修正版の提出日と発注側の再確認日を決める。動画制作の修正依頼には、映像全体の修正をまとめる方法を載せています。

8. 納品後は、掲載担当が表示まで確認する

ファイル納品と、字幕の公開設定を分担する

字幕ファイルの納品だけを頼んだ場合は、誰が動画へ登録するのかを決めます。YouTube公式ヘルプでは、字幕ファイルのアップロードや手動入力などの方法を案内しています。納品した担当者が、自動的に自社チャンネルの設定まで終えてくれるわけではありません。字幕を追加する手順と実際の依頼範囲を照らし合わせてください。アカウントのログイン情報を共有する前提で発注しないことも必要です。

掲載担当は、指定した動画に対応する字幕か、言語設定が合っているか、表示の切り替えができるかを確認します。焼き込み字幕が入っている動画へ別の字幕も表示すると、同じ文が二重に見えることがあるので、公開前のプレビューで確かめます。公開時刻だけを決めて担当者を置いていない場合は、動画の投稿は誰がやるかを使って役割を確定してください。

残すファイルには、何の動画に対応するかを付ける

字幕データだけを保管しても、対応する動画が分からなければ再利用できません。納品された動画、字幕ファイル、承認した表記一覧、修正履歴を案件単位でまとめ、どれが公開版かを明記します。後で動画の冒頭を短くしたときは、以前の字幕ファイルをそのまま登録し直す前に、表示時刻を確認する必要があります。動画と字幕を同じ版として管理するための作業だ。

次回も同じ用語を使う場合は、表記一覧を引き継ぐと同じ確認を繰り返さずに済みます。ただし、商品情報の更新日も残し、古い価格や申込条件を次回の正解として渡さないようにします。制作側へデータの保管を頼むなら、保管するファイルの種類、期間、再納品の費用を確認してください。保存の取り決めは撮影素材の保管期間でも扱っています。

9. 依頼書には、まずこの内容を書いて渡す

次の文は、日本語の会話を字幕化するための依頼例です。納品先や本数は案件に合わせて埋めてください。字幕制作を単独で受けるか、映像制作と合わせて受けるかは依頼先に確認します。

対象動画は共有フォルダ内の編集承認版です。日本語の会話を追える字幕を希望します。商品名と申込条件は添付の表記一覧を正本とし、聞き取れない箇所は推測せず時刻付きで確認してください。内容理解に必要な話者・音の説明も見積もりに含めてください。字幕を焼き込んだ動画と、指定掲載先に対応する字幕ファイルの両方が必要です。全編の音声照合、表示時刻と配置の確認、修正の数え方、各納品物、掲載後の確認担当を見積書に記載してください。外部AIサービスを利用する場合は、使用サービスとデータの扱いを着手前に共有してください。

この段階で形式が決まらない場合は、掲載先と見せたい状態を伝え、短い見本で選びます。見本を確認する箇所は、冒頭の一文だけに限らず、発言が多い場面、商品が映る場面、画面外の声がある場面から選ぶと、本編で起こる問題を相談できます。見本作成が見積もりに含まれるかも確認してください。

10. よくある質問

Q. SRTだけ納品してもらえば、字幕入り動画になりますか?

SRTは文字と時刻を含む字幕データです。対応する掲載先に登録するか、編集側で読み込んで動画へ焼き込む作業が必要です。受け取るファイルと登録・書き出しの担当を決めてください。

Q. 自動字幕があるなら、外注は不要ですか?

自社で音声との照合、商品情報の確認、時刻・配置の調整、公開設定まで担当できるなら、その体制で進められます。外注する場合は、どの確認作業を任せるのかを明記します。YouTubeも自動字幕の確認と修正を案内しています。

Q. 台本があれば、そのまま字幕に使えますか?

撮影や編集で発言が変わっていれば、納品対象の音声との照合が必要です。台本は用語の資料として渡し、字幕を合わせる動画の版を指定してください。

Q. 字幕を全部入れれば、アクセシビリティ対応は完了ですか?

会話以外にも、話者や内容理解に必要な音の情報を確認します。字幕の検品だけで、サイトや動画全体のアクセシビリティ適合を判断することはできません。契約上求める基準と検査範囲を別途決めてください。

Q. 納品後の誤字修正は無料ですか?

合意した仕様、原因、修正範囲と契約条件で確認します。検収で見つかった不備の対応と、承認後に新しい字幕演出や別版を追加する依頼を分けて相談してください。

Q. 字幕の依頼と多言語化の依頼は一緒にできますか?

依頼先の対応範囲によります。日本語原稿の確定、翻訳、表示時刻の調整、吹替の要否を分けて見積もってもらうと、担当と納品物を整理できます。言語別の商品情報を確認する担当も必要です。

字幕を含むショートドラマ制作を相談する

ナイトてんしょんへのショートドラマ制作のご相談では、掲載先と、字幕をどこまで含めたいかをお知らせください。字幕単独の外注先を探している場合も、映像の再編集を含めて相談したい場合も、希望する納品物を書いていただくと対応範囲を確認できます。

依頼の前に、対象動画の版と、商品名を確認できる資料をそろえてお問い合わせください。関連する確認は納品データの受け取り方修正依頼の出し方多言語化の発注へ。その他の発注ガイドは記事一覧から確認できます。

参考リンク

W3C:Captions/Subtitles

W3C:WCAG 2.2 達成基準1.2.2の解説

YouTube:サポートされる字幕ファイル

YouTube:自動字幕起こし機能を使用する

YouTube:字幕を追加する

出典確認日:2026年9月14日。掲載先の仕様は発注時・公開前にも確認してください。